欧州選手権・男子
村主姉さんがエイベックスと契約満了したそうです。これから大事な試合が続くわけですから、妙なタイミングではありますが、「そもそも契約した当時はここまで長く続けるつもりじゃなかったから、あんまり気にしてなかった」とか、そういうことか?
そうなると、しばらくのあいだ所属はどうなるんだろう。やっぱり一時的に新横浜のクラブ所属扱いになって、新たなスポンサー探しに取り掛かるんでしょうか・・・と思ってニュースサイトを覗いてみたら、どうやらマネジメントを担当している「AKグローバルエージェント」にそのままお引越しのようです。
あ、遅れましたがヨーロッパ選手権、みました。男子はコンテスティが表彰台にのぼった以外はまあ順当、というか予想の範囲内の面子がそろいましたね。女子も顔ぶれ自体は変わらないんですけど、その中での順位変動が激しかった感じ。あとはレベル判定がえらく厳しい代わりに、演技構成点が景気よくついたなぁという印象ですね。
今回は各種目トップ6+気になった選手をピックアップしてみますね。
ヨーロッパ選手権(ヘルシンキ)
男子
・ブライアン・ジュベール(フランス) 232.01(1位)
SP:「Rise」 FS:「マトリックス・リローデッド」
スピンやステップでレベル2判定が多くって、ちょっと一昔前のジュベールっぽいスコア。でも一部取りこぼしてもジャンプで挽回できる勢いの良さもまたジュベール。このところFSでミスして、SPの貯金で逃げ切る試合展開が続いてますが、今回こそはSPもFSも1位で圧勝なるかと思ったら、直前にFSの演目を変えたせいでまた振り出しに戻っちゃった感が。ルッツジャンプも最近ちょっと不調だ。ベテランチームの切り込み隊長なんだし(勝手に任命)、世界選手権たのむで。
・サミュエル・コンテスティ(イタリア) 220.92(2位)
SP:「J'envoie valser/Valse des monstres」 FS:「Once Upon a Time in the West/Cotton Eyed Joe」
眉毛つながってるし!! そして高度なエレメンツの中に珍妙なモーションが。これは確かにフランスにいたらプレオベールとキャラが被りそうだ。SPとFSはそれぞれ3位でしたが、他にSPとFS、両方いい演技をそろえられた選手が少なかったので、安定感が光ったコンテスティが上位に。
・ケビン・ヴァン・デル・ペレン(ベルギー) 219.36(3位)
SP:「禿山の一夜」 FS:「Hero's in Action(Episode 2)」
例のホネホネロックですが、「禿山の一夜」自体が”夏至祭の前夜に亡霊たちが現れて馬鹿騒ぎを繰り広げる”というロシアの伝説にもとづく曲なので、あるイミ基本に忠実な衣装といえ・・・ないか。
FSは去年に引き続いて、小芝居系スケーターならみんな大好きSafri Duo。背中の文字がEXITから7に変わってますがどーいう意味だ7って。ひと蹴りがあんまり伸びないので、演技構成点が毎度伸び悩むのが、ちとナンですが、全身を使った身体表現は曲調に合っていてよかったですね。
・ヤニック・ポンセロ(フランス) 219.30(4位)
SP:「ICE 5(ベートーヴェン交響曲第5番「運命」より)」 FS:「Caravan/Summertime/Porgy and Bess/Sing Sing Sing」
うわあ0.06差で4位かぁ。これはつらい。でもFSと総合スコアでパーソナルベスト。今季はずいぶん安定感が増して、少なくともSPとFS、どちらかはベストの演技を見せられるようになって(去年は両方自爆気味だった)、フランスの躍進はひとえにこのひとが強くなったからといえそう。ただ、SPとFSの自己ベストを単純に足すと229.90で、今より10点以上高くなるんだな・・・・・・大会通していいコンディションを維持することが、いかに難しいかを象徴するようなおひとだ。
・アルバン・プレオベール(フランス) 212.22(5位)
SP:「Exit Music」 FS:「カリンカ/ヴォルガの舟歌」
FSで点がのびなかったのは、2つめの3Aがコンビネーション認定されなかったこととか、他のエレメンツでひとつもレベル4を取れなかったことなんかが少しずつ重なっていった結果だと思いますが、ただ、自己ベストを更新したフランス大会のときでさえ感じた姿勢の悪さを、今回まったく感じなかったのは、大変によろしかった。試合に負けても勝負に勝ったよ!(何の勝負かわからんけど)
・トマシュ・ベルネル(チェコ) 207.98(6位)
SP:「黄昏のメロディ/ジプシー・スウィング」 FS:「タンゴ・メドレー」
えー・・・これは・・・自爆王子の本領を見せ付けてきたと解釈していいのか・・・な? いや、ここはひとつ「お楽しみは世界選手権まで」ってことで、都合よく解釈しときましょ。多くは申しません。でも、「世界選手権で、もっと華麗に自爆☆」とかだったらヤだなぁ・・・
・クリストファー・ベルントソン(スウェーデン) 186.15(8位)
SP:「La Valse D'Amelie/Belleville Randez-Vous」 FS:「Axel F/Moments in Love/Take On Me」
スウェーデン人にとって順位は問題じゃないよね(断言)。
・ハビエル・フェルナンデス(スペイン) 182.91(11位)
SP:「Lorca」 FS:「マトリックス」
SPでくつ紐ほどけて演技中断。きっといい加減な結び方したに違いない(これだからスペイン人は!)。 でもフラメンコの国の住人だからダンスセンスはいいな(これだからスペイン人は!)
・ジャマル・オスマン(スイス) 178.79(12位)
SP:「Ice Queen/Raks Afrika」 FS:「アストゥリアス」
アクセルは苦手なのかFSで失敗してたけど、SP&FS共に、ノーミスに近い状態で滑りきって12位。SPでコンビネーションジャンプの回転不足がなければもっと上にいけたはず。このひと、スイス1番手として出場した2007年の欧州選でも8位に入ったし、「ランビエールがいない」っていう、ツブシのきかない状況のほうが却って力が出やすいんじゃないか? 窮鼠猫をかむ、みたいな。
・アドリアン・シュルタイス(スウェーデン) 164.27(18位)
SP:「Detective」 FS:「Hypnotic/Peuton/ペール・ギュント」
シーズン序盤からフリーで自爆続きのクチピー。今回も見事な散りっぷりでもーいっそ衣装に「TOKKO」とか「KAMIKAZE」とか縫い付けてあげたくなります(シャレにならん)。世界選手権で2枠維持出来なければ来年はベルントソンさんとクチピーのどっちかが見られなくなるという事実にしばらく驚愕。いつの間にこやつら、こんなに存在感がでかくなったんだか。
現在三番手のマヨロフ君はロシア由来の正統派ですが、のちのち「おいらクチピー兄貴みたいなでっけーオトコになるんだ」とか言い出したら、それはそれでスウェーデンの将来安泰のような、滅亡へのカウントダウンのような。
すっかり時間が経ってしまいました。書きたいことがあっても、まとめている内が長くてなかなか進みません。そんなわけで女子はまた今度。 四大陸始まっちゃうよ・・・
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
|



最近のコメント