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2008年10月

2008年10月31日 (金)

物語るR&B:CD感想文。

 あれよあれよというまにスケートアメリカも終わってしまって、今はもう村主姉さんが出場するスケートカナダが始まっております。

 アメリカ大会も、男子シングルはバンビが優勝という意外な結果で、早く感想なども述べたいのですが、なにぶんテレ朝チャンネル(スカパーですね)組は一週間のタイムラグがありますもので・・・痛いイタイ(T_T)

 女子はヨナ・キムがオニのよーなスコアであっさり優勝、ペア・アイスダンスもおおむね下馬評どおりの結果となったようですが、そちらのほうも併せて、映像が確認でき次第なんかチョコチョコ書こうと思います。

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『CIRCUS』/SHY

SHY/CIRCUS SHY/CIRCUS

販売元:アサヒレコード
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  1. DOUBLE LIMITS
  2. いつもときどき
  3. Nana
  4. 気持ち
  5. ラブソング
  6. ムジントウ
  7. 過食症baby
  8. ロープダンサー
  9. トビウオ
  10. After you

 赤字で示した曲目は、管理人がおすすめする楽曲です。

 このブログは、基本的に新譜もしくは管理人が最近になって聴いたアルバムを中心に紹介する、というスタンスでやっているのですが、今日はちょっとその趣旨から外れて、過去に聴いた作品の中から面白そうなものを引っ張り出してみたいと思います。なぜって?? お金がないから新しいCDが買えないんです(泣)

 このアルバムは2003年の11月発売なので、気がつけばもう5年も経っていることになりますが、今回改めて聴きなおしてみても、やっぱりこのひとは面白い。

 何が面白いって歌詞が面白い。言葉の選び方が非常にユニーク。例として、3曲目「Nana」と11曲目「トビウオ」の歌詞をリンク張っておきますので、ぜひ覗いてみてくださいね。’リスタート’がテーマの歌詞の中に1から6までの数字が隠された「Nana」、先陣をきって飛び出していくチャレンジャーの姿をトビウオにたとえた「トビウオ」、どちらも新しい世界に向かっていく決意をうたった歌ですが、隠喩やモチーフ使いの巧みさが光っています。そのほか、恋愛系の歌詞も多くものされていますが、いずれもありふれない言葉遣いが印象的な作品ばかりです。特に「崩壊しかけたカップル」「不倫」などを題材にとった歌における、ユーモアと皮肉と自虐の入り混じったエグい表現が秀逸(笑)。

 ジャンルとしてはR&Bやファンクがベースになっていますが、スローバラードからハードロックまで幅広く網羅しています。もちろん、R&Bやヒップホップでも、ロックやラテンなど幅広いジャンルを自分の音楽に取り入れてみせるミュージシャンは多くいますが、このSHYの場合は「取り入れる」なんて次元じゃなくて、あからさまにロック! ラテン! 一歩間違えばアルバム全体の統一感を乱しかねないレベルです。

 その雑多、ともいえるサウンドを束ねるのがSHYのボーカル。踊りながら歌うこともあるだけあって、切れ味のよいダンサブルな歌唱を聴かせてくれますが、よくディーヴァ系と呼ばれる歌い手にありがちな、

「私はブラックミュージック界のゴッドねえちゃん! あたしが主役!! ウァ~~~~~~~!!!!!(←ハイトーンボイス)」

的な(笑)ところがまったくなく、むしろちょっと古内東子っぽくもあるファニーボイスを活かして、「曲、そして歌詞の世界観を表現するための道具」に徹している印象があります。あえて前に出すぎず、一歩引いた視点で表現することで、アルバム全体に飄々とした雰囲気が漂っていて、「サーカス」というタイトルに、実によくマッチしているなぁと思います。(余談ですが、このひとの歌詞にはよく動物が登場します。それでタイトルも「サーカス」になったのかも)

 唯一の難点といえば、濃密に詰まった世界観のおかげで、少し聴き通すのに体力がいることでしょうか。ダメな人はまったくダメな気も・・・。ちょっと毒のあるメルヘンがお好きな方は、試してみてくださいな。

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2008年10月17日 (金)

ランビエール兄さん、おつかれっス 

 さて、グランプリシリーズ開幕直前ですが、またしても仰天ニュースが。

 すでに報道されているとおり、スイスのステファン・ランビエールが競技を引退すると宣言しました。内転筋の負傷が予想外に重く、今後のキャリアに影響が出ると考えたからのようです。

Swissinfo.chへのリンク⇒http://www.swissinfo.ch/jpn/front.html?siteSect=105&sid=9855580&cKey=1224161319000&ty=st

 内転筋の負傷というのは四回転ジャンパーに特に多い怪我なのだとか。以前、雑誌の中でティモシー・ゲイブルが「現役時代に四回転を跳んでいた選手は皆どこかしら身体を痛めている」といったような発言をしていましたが、図らずもランビエールも、先輩たちと同じ結果を辿ることになってしまいました。ジュベールやダイスケは大丈夫なのか!?

 そんなときにワタクシ管理人は、驚きはしたものの、それほどショックもなく受け入れることが出来ました。「グランプリシリーズを棄権する」「緊急に記者会見を開く」という報道を聞いたときから、最悪引退かな・・・と半ば覚悟を決めていた(?)のもありますが、先月のジェフリー・バトルの電撃引退にビックリしすぎて、まだ感覚がマヒしてるんじゃないかとかいう気も(笑)。

 なにより、ランビエールがいちばん輝けるのは、点数による採点を超えた世界、すなわちショースケートの世界なんじゃないかと思うわけです(あくまで個人的にネ)。その世界に向かうと言っているのだから、何をがっかりする必要があるのかと、なるべく前向きに捉えたいんですね。

 惜しむらくは、彼がまだ競技生活への未練を残していると語っていることですが、もしこの先元気になって競技に戻りたいと言うことがあったとしたら、それはそれでやっぱり嬉しいでしょう。要はプロであれアマチュアであれ、ランビエールが元気でスケーター生活を送ってくれるのであればそれが一番です。好きなことを、やりたいようにやってください。

 そしてランビエールはやっぱりランビエールですから(←?)きっと日本にもちょくちょくやって来てくれるでしょう。いつでも笑顔でお待ちしてます。

 ただその場合、ショーの主催者にお願いしたいのが、ジャパンオープンの本田武史やトッド・エルドリッジみたいに、プロに四分半のプログラム滑らせるのは勘弁してあげてねっていう(笑) アレはほんとにホンダ兄さんが死んじゃうと思った(爆)

 なにはともあれランビエール兄さん、お疲れ様でした。

 あ、一ヶ月送れだけど、バトル兄さんにも、お疲れ様でした(うわっ、ついでっぽい)

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 そして、こんなほの悲しいニュースのあとでも、このブログやっぱりカオス。悲しみをすかさず笑いに変えます。グッジョブ。ランビ兄さんの引退の寂しさを笑いで紛らわせたい人(で、ランビ兄さんのキャラが極端にデフォルメされてても、そよ風のようにスルーできる人)は、ゼヒ覗いてみて、笑ってみてください。

 そういえば、ランビエール兄さんが抜けたあとのスイスって、バンクーバーに向けてけっこうシュラバですよね? おそらくよっぽど頑張らない限りは一枠に減っちゃうっていう、、、うわー、がんばれジャマル・オスマン。ハーフビールマンのポジションもとれちゃうキミならきっと大丈夫だ、うん(遠い目で)。

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2008年10月12日 (日)

とりあえずシーズン始まるまでには書きたかったんだよね:CD感想文

 ようやくこのあいだ、「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」のいちばん新しいやつが見られました。今回は歌モノが強力でしたね。他人の曲をアレンジしすぎる矢野顕子(byエハラマサヒロ)に撃沈されました。最近アッコちゃんの歌いグセがどんどん強くなってきて、半分ギャグみたいになっちゃってるなァと思っていたのですが、とうとうネタに取り入れる人が出てきましたか!

 ・・・と思ったらこのエハラさん、中学時代からアッコちゃんのモノマネを持ちネタにしていらしたそうで。先見の明・・・って、この場合当てはまらないか? だって別にこれで矢野顕子がブームになったわけじゃないからねぇ。

・・・・・・で、話かわって、本日は歌モノでなくインストです。

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 『新実徳英ヴァイオリン・ソングブック~鳥のシシリアーノ』

 /新実徳英・大谷康子

新実徳英/新実徳英:ヴァイオリン・ソング・ブック〜鳥のシシリアーノ 新実徳英/新実徳英:ヴァイオリン・ソング・ブック〜鳥のシシリアーノ
販売元:山野楽器
山野楽器で詳細を確認する

  1. 鳥のシシリアーノ
  2. 白のハバネラ
  3. お魚のブルース
  4. 黒のラフォリア
  5. 落葉の舞
  6. 雨のワルツ
  7. 青のロマンス
  8. ひばりマーチ
  9. 春のシャンソン
  10. 春のエレジー
  11. なぎさのワルツ
  12. そよかぜの子守歌
  13. 秋の紅
  14. 春に
  15. 風まわる
  16. 燃える赤
  17. ばらのパヴァーヌ
  18. Gのギャロップ

 赤字で示した曲目は、管理人がおすすめする楽曲です。

 というわけで、今回はいつものポップスとは、ちと毛色の違う作品を選んでみました。

 作曲者の新実徳英は、主に合唱曲の作曲で有名な方ですが、このアルバムは、その合唱曲のなかから彼自身がセレクトして、「バイオリン・ソング・ブック」として新たにリアレンジしたものです。(ヴァイオリン演奏:大谷康子 ピアノ伴奏:榎本潤)

 スケートファンの方なら(そうです、実はまたしてもスケート発の話題です)、新実徳英という名前を聞いてピンと来た方もいらっしゃるのではないでしょうか。というのも昨シーズン、スイスのサラ・マイアーが「黒のラフォリア」と「秋の紅」をフリースケーティングのプログラムに使用しているからなんですね。

 余談ですが、マイアーは一昨年のプログラムにも、北野武監督の映画『菊次郎の夏』サウンド・トラック(作曲:久石譲)を取り上げていて、彼女の振付師サロメ・ブルナーは妙に日本の音楽に詳しいようです。しかし世界のキタノヒサイシ組はともかく、こんな日本人でも知らないようなアルバムまで持ってるとは、恐るべしブルナー。あのいかにも権力握ってそーな顔つきはダテじゃないぜ!!!(意味不明)

 ヴァイオリンとピアノだけのシンプルな構成ですが、ワルツを中心にハバネラ、ラ・フォリア、ジャズ(ブルース)、バスク民謡etc...の要素を織り込んだ巧みな音作りは実に繊細かつモダーーーンな手触り。

 もともと新実氏いわく、「ヴァイオリンを愛好する人なら誰もが奏いてみたくなるような」作品集にしたかったというだけあって、スローテンポ-アップテンポ問わないカラフルなラインナップが揃っていて、聴き手も飽きない・弾き手も多彩な曲調に挑戦できる、万事ぬかりなしの構成になってます。お見事。

 ただあえてケチをつけるなら、やっぱり18曲は多すぎかな~(あら・・・ちょっと致命的?)。いくらバラエティ豊かとはいえ、これだけ多いとさすがに曲ごとの差別化というか聴き分けが、難しいところがあります。あと4~5曲くらい減らせば、もっといい作品になったんじゃないかと。

 でもすごく素敵な作曲家を知れたと思いましたよ、マジに。深い陰影をたたえたメロディとドラマチックな曲展開で魅せる「黒のラフォリア」は、ほんとに名曲。この曲のためにお金出しても、ムダじゃないですよ~

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2008年10月 4日 (土)

スケート用語のくり知識。

 シュラバ抜けました。それでも今後のゼミで研究の途中経過を逐一発表しなくちゃいけないそうで、油断はできません。

 それに加えてとうとう新学期も始まって、余計忙しくなってしまいました。なので、だいぶ更新怠けたあとにイキナリCDの感想なんかをガッツリ書くのも気が重いなぁ・・・ということで、最初はちょっと、どうでもいい話から始めたいと思います。何かっちゅーと・・・

   栗家限定のスケート用語解説

 どちら様にもそれぞれのご家庭だけで通じる隠語のようなものがおありかと存じますが、今回は我が家のヘン語の中でも、スケートにまつわる単語を寄せ集めてちとご披露しようかというわけです。

 ほら、試合の感想なんかを書きたいと思ったときに、うっかり無意識に我が家限定用語を使ってしまって、読者の方がナニやら訳がわからなくなってしまうかもしれませんし。そんなときにこのページを活用していただければ、スッキリ問題解決していただけるわけです。

 え? そんな隠語なんかなくても、オマエの文章はじゅーぶんわかりづらいって? わははははははははは、聞こえない聞こえない(逃避)

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  • 海藻(かいそう)

  モロゾフ門下生の衣装に時折くっついているヒラヒラした布のこと。高橋大輔の05-06FS「ピアノ協奏曲第二番」の衣装を見たうちの姉いわく、「たったいま海から上がってきた海女みたい」とのこと。

  • きのこ1、きのこ2

  きのこ1はキャノンボールスピン、きのこ2はキム・ヨナによる仰向けのキャメルスピンを意味する。見てくれがきのこっぽいから。

  • 「君の本当の名は、キンバリー・マイズナー」(きみのほんとうのなは――)

  毎度(不本意ながら)おなじみ、ポエムことフジテ○ビの塩アナのダメ発言の一。言うまでもなくキミー・マイズナーのことだが、ただフルネームで言い直しただけの謎のコメントが、うちの家族内でなぜか爆発的にヒット。以来キミーが登場すると「あ、キンバリーだ。」「今日はキンバリーやってくれるかね」などと馴れ馴れしく呼びかけるように。

  • 骨格模型(こっかくもけい)

  07-08シーズンのカロリーナ・コストナーの衣装はどれも白い横じまが走っていて、ちょっとあばら骨っぽかったので、こんなあだ名に。

  • 早乙女太一(さおとめたいち)←追加

 フィンランドのラウラ・レピストのこと。なんか、似てない?

  • シェー(しぇー)

  巻き足ジャンプの中野友加里が、空中で片手を上げるタノ・ジャンプを披露したら、完璧な「シェー!!」のポーズになるなァという妄想。だから何だと聞かれると、とても困ります。

  • 洗濯物(せんたくもの)

  「海藻」と同義。

  • たまねぎ

  ハンガリーのユリア・シェベスチェンのビールマンスピンのこと。縦幅よりも横幅のほうがひろいので、そのポジションは見た目的にどうよという問いかけと、あんまり無理してやらんでもええぞといういたわりをこめて。

  • チャイナシンドローム(ちゃいなしんどろーむ)

  村主章枝の高速アップライトスピンのこと。チャイナシンドロームとは「アメリカの原子力発電所がメルトダウンを起こして、地球の反対側の中国まで岩盤を溶かしていってしまうのではないか」という都市伝説のこと。要するに、スピンの回転が速すぎて地球の裏側まで突き抜けそうだという驚嘆のあらわれ。家族間で

  「今日は村主さん掘るかねぇ」

  「いやぁー、掘るでしょう、エキシビだもの」

・・・などといった会話を繰り広げると、とても楽しいと

  • 手袋さん(てぶくろさん)

  うちの母の認識では、村主章枝とエフゲニー・プルシェンコのふたりには、常に手袋が必要不可欠らしい。「そんなことないよ」って誰か教えてあげてください。

  • 何かに気がついちゃう人(なにかにきがついちゃうひと)

  スイスのサラ・マイアーのこと。2008世界選手権のSPで、解説をつとめた村主千香さんの「時折なにかにハッと気がついたような表情をするのが好き」というコメントにうちの母が大ウケしたのがきっかけ。最近では本名のほうが思い出せなくなって困っているらしい。

  • バンビ(ばんび)

  小塚崇彦のこと。見てくれが子鹿っぽいのと、コジカとコヅカで語感が似ているので、「じゃあ小塚のバンビでいいじゃん」と。

  • ヒコーキぶーん(ひこーきぶーん)

  概してまだ表現力不足で、とにかくスピードで押しまくるジュニア選手たちのこと。特に女子選手はスパイラルのノーマルポジションを指す場合にも。腕のポジションが決まっておらず、ピーンと横に張って、まさしくヒコーキぶーんな体勢で滑っていくので。

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・・・とりあえず、大体こんな感じですかね。今後あたらしい用語が誕生したりしたら、そのつど注釈つけて説明していくことにします。

 ところで、テレビで大橋のぞみちゃんがポニョの主題歌を歌っているところを見ましたが、明らかにCDよりうまくなってますね(←スケートと何一つ関係ない)。あのくらいの子は1年たつとすっかり別人ですね。自分もああなりたい(就活がんばりましょう)

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