ハイブリッド・いやし!!!!!!:CD感想文
『Tsuki』/Annekei
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Tsuki アーティスト:アンナケイ |
- Tsuki
- That's All
- Arigato Gozaimasu
- Only You
- Both Sides Now
- Dirt In Your Pocket
- Everly
- Why?
- Refill Of Inspiration
- What You Like
- What Is Your Problem?
- Towani
- At Home
赤字で示した曲目は、管理人がおすすめする楽曲です。
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デンマーク出身のニューヨーク在住シンガー・ソングライター、Annekei(アンナケイ)。ニューヨークのアポロシアターでプレイしている様子が日本の音楽ジャーナリスト・浅石雅道氏の目に留まったのがきっかけに、一足飛びに日本のメジャーレーベルからデビューすることに。
2ndアルバムとなる『Tsuki』は、そんな日本への感謝を表すかのように、タイトル曲を含めて3曲の日本語タイトルによるナンバーを収録し、前作『Annekei』につづいて日本のコンテンポラリー・ジャズの雄・DIMENSIONの増崎孝司氏をプロデューサーに迎えています。
文章でプロフィールを紹介されると、デビューまでのいきさつが、とても突飛に感じられますが、実際に音源を聴いてみると、なるほど浅石氏が日本に紹介したくなったのもさもありなんと思ってしまうほど、日本人好みのアーティストなんですね、これが。
日本のレーベル発信で日本人がプロデューサーについてるとはいえ、何なんでしょうね、そこかしこから薫るこのお醤油のにおいは。全体の耳ざわりは間違いなく洋楽のはずなんですけどねー。
起承転結のしっかりした(つまり明確なサビのある)メロディに、派手さはないにしろバラエティに富んだ曲調の、多彩なアルバム構成。くわえて技術自慢に陥らない、あくまでも声の美しさを主軸に置いた無理のないボーカル。ほとんどビブラートもなし。つまりどこをどうとっても日本人の好みにバッチリはまる資質をお持ちなわけです。
そんなわけで、デビュー年にはめでたくADLIB誌の新人賞を受賞。(この賞自体はだいぶコネが働いてるような気がしないでもないですが)そりゃー注目されますよ。ステキだもの。
1.Tsuki 1stアルバムのプロモーションの時に訪れた箱根で、一面のススキ野原に浮かぶ満月に感動して作ったというオーガニックなバラード。このアルバムの中では、比較的インパクトに重点が置かれている曲ですが、勝負の1曲目でいい仕事してます。歌詞のほうはススキ野原から更にスケールアップして、人間愛まで発展。
3.Arigato Gozaimasu 彼女の根本にある(と思う)、ジャズの要素が一番色濃く出た曲。サビのド頭で「♪アリガ~ト~・・・ゴ~ザ~イマス~・・・」連呼・・・・・・「ああ・・・その美しいお声でいきなりネタですか?」とは思ってはイケマセン。おとなしく、彼女の感謝の念に打たれるが吉。
13.At Home 彼女は一年のほとんどをニューヨークとデンマークを行き来しているそうで、旅から旅の人生の心のよりどころについてうたった歌。ひとつ前の「Towani」は、思いっきり壮大なラブバラードですが、直後にこの曲を持ってくることによって、ストンと落ちるような、実にラク~な気分でアルバムを聴き終われます。ぜんぶで13曲と、ジャズのアルバムにしては曲数が多め? ですが、構成が巧みなので疲労感なくツルっと聴き通せますよ。
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今現在ゼミ論という、卒論のパイロット版みたいなものを作成している最中なので(卒業まで1年以上あるのに!)ほぼ今月いっぱいシュラバです。そんなときこそオンガクきいてストレス解消、ステキです。
とりあえずこれまで感想を書いたCDがどれも女性ボーカルなのが自分でも気になる。普段そんなに女性ばっかり重点的に聞いてるわけではないんですが・・・。
ステキ男子、カモン!
注:)タイトルのハイブリッド癒しっつーのは、邦楽と洋楽のハイブリッドによって生まれた癒し系というイミです。わけわからんがな。
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